第6回新卒者研修開催☆ [大学行事報告]
7月11日(土)19:00~ 第6回新卒者研修コースを開催しました。
今回のテーマは、「地域におけるリハビリテーション」として、
リハビリデイズ☆アンの加藤成美先生(PT7期)、愛知医療学院短期大学の堀部恭代先生(OT5期)に講義頂きました。
加藤先生には、地域包括ケアシステムとPT・OTの役割についてお話しいただきました。
入院期間の短縮により、維持期・生活期におけるリハビリテーションの需要が増えてきています。地域包括ケアでは、医療・介護・予防・生活支援・住まいの5つの視点で専門職種が協力し合いながら、地域住民が安心して暮らせるよう支援していくことが重要だと学びました。
その中で、PT・OTは対象の方それぞれに合った参加や環境など幅広い部分で評価や提案をしていく役割があることが分かりました。
堀部先生には、生活行為向上マネジメントとは何かについてお話しいただきました。
生活行為向上マネジメントとは、本人にとって本当に大切で重要な「やりたい」と思っている生活行為に焦点を当てたマネジメントツールであり、人の当たり前の生活行為を理解することが必要だと学びました。
PTとしては生活行為を行う上での安全で効率的な動作の獲得、OTとしては生活行為の質を向上することからリハビリを進めていくとよいとのことでした。
急性期~維持・生活期までのリハビリの役割は違いますが、明日からは機能障害だけではなく、生活行為に目を向けて、目標設定・治療を行っていけるといいですね。
次回研修会は、8月8日(土)19:00~
「内部障害のリハビリテーション」河野健一先生(愛知医療学院短期大学PT専攻)
「手の外科のリハビリテーション」草川裕也先生(愛知医療学院短期大学OT専攻)です。
【同窓会事務局】