第5回 新卒者研修コースを開催しました! [同窓会行事]
7月2日(土)19:00より第5回新卒者研修を行いました。
前半は、草川裕也先生(愛知医療短大OT専攻)による「手の外科リハビリテーション~末梢神経損傷に対するリハビリテーション~」についてです。
基礎的な解剖学から評価方法、治療法まで幅広くご講義していただきました。評価では、症状がもたらすADL上の障害、その障害が治癒過程に及ぼす影響と考慮すべき点を明確化することの大切さを知り、その評価方法について学ぶことができました。
治療法では、感覚に対しアプローチする際の注意点や進め方など細かく説明していただきました。
後半は、臼井晴信先生(愛知医療短大PT専攻)の「内部障害のリハビリテーション」についてです。
内部障害でも、「リスク管理、患者教育、予防」をkey wordに進みました。
整形・中枢疾患の患者様を治療するにあたって、内部障害の既往歴が深く関わってくることがあります。そのため、運動・作業による負荷は迅速に評価する必要があること、他職種と連携し再発予防や患者教育に努める必要について詳しくお話ししていただきました。
また、実際に心電図モニターを装着し、心理的負荷が心拍数にどのように影響を与えるかの実験も行いました。
まだまだ、悩みながら治療を行っている新卒者も多いかと思います。今回の講義で「あ!こんなアプローチ方法があるんだ!」「臨床の場で取り入れてみよう」と、明日からの臨床の場で活かしてもらえればと思います。
草川先生、臼井先生ありがとうございました!!
次回は、8月6日(土)19:00~21:00(受付18:45~)
テーマは「地域におけるリハビリテーション」
講師は、加藤成美先生(リハビリDAYSアン)、堀部恭代先生(愛知医療短大OT専攻)です。
皆さんの参加をお待ちしています!