第6回新卒者研修コース [同窓会行事]
『地域におけるリハビリテーション』をテーマに,加藤成美先生(リハビリDAYSアン)、
堀部恭代先生(愛知医療短大OT専攻)のお二人にお話しをいただきました.
2025年に超高齢社会を迎える我が国では『地域包括ケアシステム』を導入する
ことによって,住民同士が支え合いながら健康を維持・促進する仕組みを作ろう
としています.お二人の先生の講義から療法士に求められるアプローチが,
対象者への直接的なアプローチから,住民のリーダーなどに働きかけるような
間接的なアプローチへと変わっていることが分かりました.
このような中,堀部先生の講義の中で日本PT・OT・ST協会が協力して,地域で
活躍する療法士を育成するための研修システムがあり,各県士会でその研修が受け
られるとの紹介がありました.
また,加藤先生の講義では,ご自身が経営している短時間通所介護施設で行なって
いる,対象者の主体性を引き出す具体的な取り組みについてお話をいただきました.
お二人の講義を聞いて,地域リハビリテーションの重要性を改めて感じた受講生も
多かったのではないでしょうか.回復期病院で活躍されている方も多いと思いますが,
日ごろから入院前・退院後の生活をイメージした関わりを心掛け,生活を改善する
ことのできる療法士になって下さい
加藤先生、堀部先生ありがとうございました!!
次回は、9月3日(土)19:00~21:00(受付18:45~)
前半のテーマは「精神科領域のリハビリテーション」で,
講師は横山剛先生(愛知医療短大OT専攻)です.
後半のテーマは「高次脳機能のリハビリテーション」で,
講師は加藤真夕美先生(愛知医療短大OT専攻)です。
皆さんの参加をお待ちしています!