平成30年度 第3回新卒者研修コース報告 [卒業生へ]
180512 第3回新卒者研修コース
3回目は、本学の横山剛先生(作業療法士)と松村仁実先生(理学療法士)を講師に迎えました。
横山先生には「精神障害領域におけるリハビリテーション~うつ病を例に~」のテーマで講義をしていただきました。
うつ病の基礎的な理解、どのような思考を取りやすいか、そして対応方法やセラピーまで幅広く学ぶことができました。
過去や未来に思いを向けることより「今」に視点を向けることが大切であることを学ぶことができました。多様性が進んだ社会でストレスの回避することは難しく、それは患者様だけでなく、セラピストである皆さんも同じ。自身の健康にも注意し、専門職として励んでいきましょう!
松村先生には「脳血管障害のリハビリテーション」のテーマで講義をしていただきました。
学生時代に勉強したことの復習に始まり、病態を詳細に知ることで、運動機能の予後の理解がしやすくなること、運動麻痺の回復過程に応じた理学療法、作業療法の大切さを学ぶことができました。神経学的理論を背景に、自分が関わっている時期を意識し、時期に応じた効果的な治療を考えるきっかけになったと思います!
みなさん、お疲れさまでした。