そうそう、アレ・・・ -記憶- [在校生へ]
最近、名詞が口に出てこないことが・・・。ついつい、アレ、コレと言ってしまう。年上の方にこのことを言うと、「何言ってるのよ~、私より若いのに」と。
頭の中の引き出しの鍵をあけるのにちょっと時間がかかっちゃうんだ・・・。(いわゆる、ど忘れ)
みなさんはどうでしょうか? 上記の話とちょっと異なりますが、授業で習った知識の取り出しはスムーズに行えますか?頭の中の引き出しに頑丈な鍵がかかっていたり、整理整頓がうまく出来てなく、適切なタイミングでの取り出しが難しかったりすることはありませんか?
頭の引き出しにしまう。つまり、記憶の定着。
ある本に、「徹夜で試験に臨むと、2時間後に覚えてきたことの70%を忘れ、8時間後には90%忘れてしまう」とある。逆に「覚えた後に一眠りしてからテストに臨んだ場合、2時間後には50%を忘れてしまうが、その後の記憶の減り方にはさほど変化がない」とある。
なぜか!?
睡眠をとることによって脳は記憶の整理を行い、覚えたことを定着させようとするから。
きっと、誰もが経験あることでしょう。テスト前の一夜漬けの失敗。もしかすると、まだ懲りずに続けている人もいるかも!? 研究結果からも明確ですし、まだ懲りていない人はそろそろ学習しましょう。
記憶を定着させるための方法の一つとしては、適度な睡眠が必要。そして、何よりも「繰り返し、繰り返し(反復)」が重要。
「繰り返し」については、また後ほど・・・
誤解の無いように付け加えますが、一夜漬けでテスト勉強して朝方少し眠ればよいということを言ってるではないですよ。お間違えの無いよう・・・
【理学療法学専攻 加藤】
伊藤教授を紹介します。 [在校生へ]
父兄会の皆様には新顔ですが、非常勤教員としては7年間お世話になってきたので、本学園の好ましい雰囲気はよく知っております。ご子弟をこの愛知医療学園へ送られた御明察に心よりお祝いを申し上げます。
2・3年前のことになりますが、偶然本校卒業式に居合わせた私に一人のご婦人が話し掛けられ、深々と再三お礼を述べられるのでした。 担任の指導教官と間違われたのかと恥ずかしくなりましたが、お孫さんがその日の卒業まで、お祖母さんの許から通い、世話をされたのでした。 国家試験まで祖母と孫との三年間の共同作業だった訳で、それはもう喜んでおられました。 お二人とも如何しておられるか、卒業式になると、いつもそのことを思い出します。
学生さんも親御さんも、本当に大変だと思いますが、蛍雪の時代を支えていただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。
リハビリテーション学科作業療法学専攻 伊藤 宗之